テンプレートの特徴
Comunica Templatesのテンプレートは、ビジネス用のサイトとして活用できることを念頭に作成しています。この点を踏まえ、以下に挙げるポイントを共通の特徴として持っています。MT5用テーマ・テンプレートに関しては以下の特徴に加え、更なる機能や特徴が追加されています。詳細は、MT5用テンプレートの各詳細ページに記載されている「このテンプレートの特徴」をご覧ください。
デザイン
ビジネスサイトとして活用できる、信頼を感じさせるデザイン、シンプルなデザイン、サイト訪問者が視覚的に迷うことがない、端的で分かりやすいデザインを提供します。
サイトの更新が簡単
Comunica Templatesのテンプレートは、Movable Typeに対応したテンプレートです。Movable Typeとは、Six Apart社が提供するコンテンツ管理システム(CMS)です。カテゴリの作成、コンテンツ記事の作成、修正、更新、画像のアップロードなど、サイトの更新を自分で行うことができ、簡単です。
テンプレートの設置が簡単
Comunica TemplatesのテンプレートはMovable Typeのバージョン4.1から実装されたテンプレートセット・プラグイン機能を利用しているので、テンプレートの設置が簡単です。
また、Comunica Templateのテンプレートは、できるだけMovable Typeの基本機能だけを用いてテンプレートを作成しているので、シンプルにテンプレートをインストール、サイトを構築することができます。
Web標準仕様準拠(XHTML+CSS)
私達はインターネットを通じてWorld Wide Web(WWW)の世界にアクセスしています。WWWの世界は、(X)HTMLなどの言語で記述された文書がハイパーリンクにより相互に参照されています。この大きなWWWというデータベース内で文書がコンピュータ処理されることで、私達は目的とするウェブサイトにアクセスすることができます。つまり、コンピュータによって処理されやすいWeb標準仕様準拠の文書を作成すれば、より多くの人々に届くアクセシブルなサイトとなり、以下のような恩恵を受けることができます。
- ページローディングタイムの短縮化
Web標準仕様に基づいた(X)HTML+CSSコーディングにより、文書構造(マークアップ)と視覚表現(デザイン、レイアウト)を分離することができるため、(X)HTMLファイルのソース量は軽減され、ファイルサイズが小さくなります。結果、ブラウザでの読み込みが早くなり、表示が早くなります。
- SEOの向上
Web標準仕様準拠により、(X)HTMLファイルにおいて、論理的なマークアップ、例えば、大見出し、中見出し、小見出し、段落、箇条書き、表など、その要素の持つ意味合いを考慮しながら、文書を論理的にマークアップします。このことにより、ドキュメントの文書構造やキーワードなどが検索エンジンロボットにより判別され易くなり、結果的にSEOの向上に繋がります。
- アクセシビリティの確保
Web標準仕様準拠により、テーブル・レイアウトで作成された文書とは異なり、(X)HTMLファイルはそれだけで文書構造が明確に保持されたドキュメント・データとなります。このことにより、(X)HTMLファイルの文書データは、様々なブラウザや閲覧環境からアクセスされることが可能となり、より多くの人々によって閲覧されることが可能となります。
- メンテナンス性の向上
Web標準仕様準拠により、文書構造と視覚表現が分離されるので、サイト全体のデザインの変更などが容易となります。例えば一部のスタイルシートを変更するだけで、サイト全体のデザインへの変更が可能となります。
Comunica Templatesのテンプレートは、これらの利点を考慮し、WWWの共通ルールであるWeb標準に準拠したテンプレートを作成します。
文書構造の最適化
サイトのデザインそれぞれに最適化したソースコード
Comunica Templatesのテンプレートは、極力最小限のHTMLタグで、それぞれのデザインに最適化したコーディングを施すように努めています。余分なコーディングがないことでページは軽量化され、ブラウザでの読み込みが速くなり、また、検索エンジンにとっても、必要なデータを収集するのに負荷がかからず効果的です。
アクセシビリティ、SEOを考慮した文書構造
Webサイトを構成する要素の1つである(X)HTML文書は、サイト訪問者によりブラウザ上で視覚的に見て読まれる以外に、検索エンジンロボットによって文書データが収集されたり、音声ブラウザによってその内容が読み上げられたり、また、紙に印刷されたりと、1つの文書でその用途はさまざまです。
Comunica Templatesのテンプレートは、これらそれぞれの点に留意した最適な文書構造を作るために、例えば以下のような点を考慮しています。
- 音声ブラウザを使用するユーザの利便性を考慮し、ページトップに本文への読み飛ばしリンクを設ける。
- コンテンツ部分をできるだけ(X)HTML文書ソース内の上部に配置することで、検索エンジンによる評価を高める。
- パンくずリストなどは、視覚的用途で使用するブラウザ上ではコンテンツの上部に置き、音声ブラウザ用としてはコンテンツの下部に置くなどして、ユーザビリティを高める。
meta要素(キーワードと概要)
(X)HTML文書は、html要素をルートとし、当該文書についての各種情報が記載されるhead要素と本文が記載されるbody要素で構成されています。head要素に記載された情報は、ブラウザ上で視覚的に表示されることはありませんが、検索エンジンロボットやブラウザなどのユーザエージェントによって正しくデータ処理される上で、基本的な重要な情報となります。
このhead内要素の中には、当該ページに関する「キーワード」と「概要」を設定するmeta要素があります。検索エンジンロボットがこれらの単語を正しく収集できるように、Comunica Templatesのテンプレートは、それぞれのページに対してそれぞれの「キーワード」と「概要」が指定できるように工夫しています。
ナビゲーション
サイト訪問者が、探している情報になかなかたどり着けない。また、サイトの階層構造が迷路のようで、自分がどのカテゴリ内のどの項目を読んでいるのか良く分からない。このような場合、より分かりやすい情報を求め、ユーザはすぐに別のサイトに移っていってしまいます。サイト訪問者にとって分かりやすく、使い勝手の良いサイトを提供するために、Comunica Templatesは以下の点について、ナビゲーションのユーザビリティに考慮しています。
- サイド・ナビゲーション
サイド・ナビゲーションのメニュー項目が選択された時、そのメニューの背景画像が変わることで、ユーザがどのメニュー項目の内容を読んでいるのか、一目で分かるように誘導します。例えば、検索エンジン等からリンクでサイト内コンテンツのあるページに誘導されてきた場合でも、ユーザは視覚的にすぐ、自分がサイト内のどの項目内容を読んでいるのか把握できるようになり、サイトのユーザビリティを高めます。また、サイド・ナビゲーションのカテゴリ項目に関しては第3階層まで、ページ項目に関しては第1階層まで表示可能です。
- パンくずリスト
サイト訪問者がWebサイトを閲覧中、現在見ているページが、サイトのトップ位置からどのカテゴリのどの項目であるのか、直感的にわかるようにします。また、音声ブラウザを使用する場合でも、パンくずリストで読み込まれる内容が何を意味しているのか分かりやすいように、例えばブラウザ上では、「ホーム > 会社概要」というように表示されているものも、音声ブラウザ上では、「現在位置は、ホーム > 会社概要 です。」という風に読みあげられるようにしています。
- コンテンツ内ナビゲーション
サイド・ナビゲーションの中で、第2階層、第3階層などのサブ・コンテンツを持っているカテゴリ項目に関しては、ページコンテンツの末尾に「関連項目」として、サブ・コンテンツの項目リンクが表示されるようにしています。ページの内容を読み終わったユーザは、導線を変えることなく、このページに関連している別のページを読む機会を得ることができ、この為サイトのユーザビリティを高めます。
RSS配信
ユーザにサイトの更新情報を配信することができる便利な機能にRSS配信があります。
Comunica Templatesのテンプレートでは、RSS配信はニュース用とサイト用と、2つに分けています。サイトのユーザがニュースの更新情報だけ、または、サイトの更新情報だけを取得したい場合に便利です。
例えば、サイトの既存コンテンツの内容の一部を変更した場合のお知らせや、サイトのコンテンツに関係のない情報をお知らせしたい場合など、ニュース記事として改めてお知らせすることで、コンテンツ内容変更箇所のある該当ページへリンクを張ってユーザにお知らせしたり、サイトのコンテンツとは関係のない情報をニュースリリースとしてお知らせしたりすることができます。
ニュースの概要
Comunica Templatesのニュースセクションでは、ニュースの日付、ニュースのタイトル、そして、そのニュース記事の紹介文として概要が表示されるようになっています。もし、記事に対する概要がない場合は、設定された文字数分が、記事の先頭文字から表示されるようになります。ニュースの日付とタイトルだけでなく、記事の概要をも表示することで、リンク先の記事に対する理解を深め、ユーザビリティを高めます。
ページの印刷
Comunica Templatesのテンプレートは、Webページの印刷が適切に行われるようにコンテンツ部分のみが印刷されるようにしています。